肘内障(幼児の肘亜脱臼)

肘内障(幼児の肘亜脱臼)

 

  • 症状の概要

幼児の急に肘や手を動かせない、腕が上がらない、肘や手が痛いと泣き出すなどの症状があります。

 

  • 肘内障が起こる原因

幼児の手を引っ張って、肘の関節が亜脱臼を起こします。

  

  • 当院での肘内障に対する施術方法

幼児の肘の親指側の腕の骨(橈骨)の肘側(橈骨頭)が引っ張られて亜脱臼を起こしているので、輪状靭帯というポケットの部分に戻す整復をします。

施術の際はこの原理に加えて筋肉の収縮力と重力をうまく使うと、正確になおかつスピーディーに(0、5秒程度)元の位置に戻す事が出来ます。

肘内障は、柔道整復師が一番初めに実践する整復技術なので、昭栄鍼灸接骨院では30年以上研究した整復技術があります。

 

  • 施術回数の目安

1~2回程度

一回目は整複をして肘の位置を正しく戻して、正しく戻っているかを検査して大丈夫なことを確認してから帰っていただきます。(その際に手のひらを上に向けられるか?受診の際の症状は消失したか?を確かめます。)

再脱臼の可能性があると判断した場合は、次の日にもう一度確認のために、来院して頂く場合があります。

受傷原因が明らかな場合の肘内障(幼児の肘の亜脱臼)の場合は、接骨院、整骨院では保険対応で施術する事が出来ます。

 

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