足底筋膜・後脛骨筋腱炎(かかとの痛み)

足底筋膜・後脛骨筋腱炎(かかとの痛み)

 

  • 症状の概要

かかとの下の部分が痛みます。

朝のかかとの痛みが強くて日ごとにひどくなります。

階段の上り下りが特に痛みが強くてつま先で立てなくなります。

長時間の歩行や立位でも痛みが出ます。

足底筋膜・足底靭帯

後脛骨筋腱

 

  • 足のかかとに痛みが起こる原因

足底筋膜や足底靭帯の過度の伸展や繰り返して起こるストレスにより起こります。

長時間立ったり、走ったり、歩いたりして足底筋膜や足底靭帯の限界を越して炎症を起こします。(スポーツや交通事故により瞬間的に引っ張られて起こる事もあります。)

後脛骨筋腱がかかとの骨のすぐ前の舟状骨に付着しているので、すぐ近くに痛みを感じますので誤診の原因になったり、時に足底腱膜炎と後脛骨筋腱炎が合併している場合があります。(合併している場合は両方の施術を行わなければ症状は改善しませんので同時に施術します。)

 

  • 当院での施術方法

足底筋膜や足底靭帯と後脛骨筋腱の炎症の程度を調べてから炎症を抑える周波数の電療を行います。

つぎに症状を引き起こしている原因の筋肉、靭帯、腱を痛みが和らぐまでほぐします。(その際には炎症を起こしている部位の施術になるために痛みを伴う事があります。)

体重をかけるのが困難な場合や試合や仕事でやむを得ず負荷をかける際にはテーピングで圧迫と補助を行います。

かかとの炎症が重度の場合は、アイシングも行います。

  • 施術回数の目安

6~30回程度

筋骨整体一回 2000円 テーピング一回 500~1000円

スポーツなどによる転倒や衝突など原因の明らかなかかとの痛みは、接骨院、整骨院では健康保険対応で施術する事が出来ます。

交通事故による場合は、自賠責保険・任意保険対応になりますので、自己負担0円で施術する事が出来ます。

 慢性化すると石灰化(コンクリートのようになる)して、かかとの痛みが残ることがありますので早めの受診をお勧めします。

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