原因不明の痛み

原因不明の痛み

 

  • 症状の概要

手、足、肩、肘、首、腰、背中、膝、手足の指、頭痛など、どの部位でも原因の無い痛みは、実は存在しないものだと当院では考えています。

それは、他院で原因不明と言われた患者様が来院されて、原因を究明することで改善される患者様が多いからです。

また、原因が明らかになった場合でも手術が必要だと判断した場合は、当院では手術が出来ないので手術が出来る病院に紹介状をお渡しする場合もあります。(どちらの際にも分かりやすく説明をしますので、お気軽にお尋ねください。)

 

  • 痛みが原因不明と言われる理由

原因不明の痛みは治療家の知識の限界の言い訳に過ぎないと私は考えます。

私の場合では、知識を越した患者様の痛みに対して、現時点では分からないので調べます。

という事で、何度も解剖学を機能的、構造的、人体の生理反応、物理学的視点から勉強して見方を変える事で原因を究明して来ました。

患者様が諦めない限り、治療家として研究や努力を惜しんではならないと常に考えています。(治療家になってから31年間研究を重ねた結果ほとんどの原因が明らかになってきました。)

 

  • 分かりにくい痛みの原因とは(原因が遠方に存在していたり、数か所に及んでいる場合が多いため)

・脳や脊髄が興奮して起こる精神的ストレスが原因の痛み(他院でうつ病による痛みと診断された患者様が当院に来院されて原因が見つかるケースが多数おられますので、基本的には存在しないと考えています。)

・関節の位置異常により神経が引っ張られたり圧迫されたりして起こる痛み(関節がずれると神経がアーチを形成するのでほんの2~3ミリのずれでも神経は大きく引っ張られることになります。)

・首や背中や腰の関節の位置異常による痛み(椎骨が直接神経に当たったり、神経の出口を塞いでしまったりして起こります。)

・痛みを起こしている場所の神経がその場所に到達する途中で圧迫をうけて起こる痛み(首や腰から出た神経は骨の溝や筋肉の間を通って痛みを起こしている部分に届きます。)

・直接その部分が損傷しての後遺症による痛み(打撲により組織が潰される、関節がねじられて靭帯や関節軟骨や腱が損傷したまま放置または、受傷時の処置のミス)

 

  • 当院での施術方法

痛みの種類によって異なりますが、原因と考えられる神経の出てくる首や背中、腰の位置や直接損傷の有無を調べて、位置を矯正で正し組織の損傷がある場合は処置をします。

痛みを起こしている神経を特定して、筋肉の間の通り道の具合の全てを調べて塞いでいる筋肉があればその全てをほぐします。また、股関節、骨盤、肩、肘、手首など関節の位置異常や炎症が起因していないかを調べて整複により位置を正しく整えて、炎症がある場合はアイシングをします。

痛みを起こしている患部の状態を調べて、損傷がある場合は適切な処置をします。

一か所の痛みに対して原因が多数あったり、その場所とは離れたところに原因があったりするので診断と施術は慎重にしなければなりません。

 

  • 施術回数の目安

痛みの原因によって回数は、大きく異なりますので施術の際に説明をします。

筋骨整体 一回2000円(原因が三ヶ所以内)

一回3000円~8000円(原因が四ケ所以上)

鍼灸療法 一回5000円(原因が三ヶ所以内)

一回6000円~8000円(原因が四ケ所以上)

接骨院、整骨院では原因が明らかな場合での急性のケガでないと、健康保険は適用出来ませんので自費診療になります。

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