前十字靭帯損傷(膝の損傷)
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症状の概要
急性期には膝の痛みと可動域制限があります。
しばらくしてから腫れてくることがあります。
急性期を過ぎると、症状が落ち着いて来ます。
しかし、膝の不安定性は残ります。
不安定性を放置すると、新たに半月板や軟骨損傷などを生じ、慢性的な痛みや水腫が出現します。
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前十字靭帯損傷が起こる原因
スポーツ外傷や交通事故の外傷による、大きな力が膝に加わった時に生じます。
外反強制により内側側副靭帯、内反強制により外側側副靭帯が損傷し、前内方に向かう外力が加わって前十字靭帯損傷します。
主に内側側副靭帯と前十字靭帯損傷を合併損傷します。
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当院での前十字靭帯損傷に対する施術方法
急性期(受傷から3日以内)
前十字靭帯損傷が完全断裂で無い場合では、テーピングで膝を前方に出ない様にと外反しない様に固定して2か月程度安静にして徐々に体重をかけていくと手術無しでも治ることができます。
しかし、条件が揃わない場合は、一般の方は付き合い方や予後が良好でなければ手術をお勧めします。
スポーツ選手の場合は、手術をお勧めします。
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施術回数の目安
治る見込みがあると判断出来て、同意がある場合は、治療をします。
接骨院、整骨院では、受傷原因が明らかなスポーツや交通事故などによる場合は、自賠責保険・任意保険・健康保険対応で施術出来ます。